【ウータンでのリオ+20へ向けての問題提起(スタンス)】

1.原発問題について
福島第一原発事故は続いており、政府の十分な謝罪と対応もなされていません。大量の放射性物質が大気中、海に放出され、被害は拡大しています。ウータンとしても生物多様性の観点や資源発掘が先住民に与える影響などから、見過ごすことはできない問題です。現在54基の原子炉は動いておらず、私たちは原発が不要と考えています。稼動していた原子炉はすべて 廃炉にする、原発を輸出しない、再生可能エネルギーにシフトしていくことが責任の取り方だ、とアピールしたいと思います。

2.生物多様性について
ウータンの活動地であるボルネオでは、大企業による商業伐採(違法伐採)やアブラヤシプランテーションの開発によって、熱帯林が無くなり、オランウータンをはじめ生きものの生存が脅かされています。アブラヤシから取れるパームオイルはスナック菓子やインスタント麺をはじめ私たちの日常生活にも多く使われていま す。ブラジルでも、牛肉のための牧場転換、ダム開発、大豆プランテーション開発などでアマゾンの熱帯林が無くなり、生きものの生存が脅かされています。世 界中で同じような問題が起こっており、大規模開発・大量生産・大量エネルギー消費の道を改める必要があります。2010年名古屋でのCOP10で名古屋議 定書が発行され、日本は生物多様性のリーダー的役割を担うことを世界中に発信しました。未来へ向けて、生物多様性を維持し、人類が幸せに暮らせる道を探る ために現状の問題を伝え、共有することが必要です。

3.開発と先住民の権利について
上記開発の影には常に、住む場所を奪われ続けてきた先住民の影があります。先住民はかつてより森とともに自給自足の平和な持続可能な生活をしてきました。621 日本は「Future Cities We Want」という題でSITE SIDE EVENTを行いますが、都市化とは先住民を無視した大規模な開発と大量消費社会への道に他なりません。未来に見習うべきは先住民の続けてきたつつましい 持続可能な暮らしです。私たちは題を、「Future Earth We Want」と名前を変え、改めて都市化する世界そのものに対する問題提起とすべきだと提案します。

 

HUTAN Group will propose at rio+20 about:

1.To stop Nuthe nuclear power plant and be converted into renewable energy

 

2.Nagoya Protocol entered into force, Japan has sent all over the world to play a leading role of biological diversity. In order to protect biodiversity, Stop the development will lead to mass production and mass consumption through the issue of oil palm plantation.

 

3.Indigenous people has been the sustainable livelihoods of subsistence with peaceful forest than ever before. Japanese government will have site event named "The Cities We want". But, HUTAN Group suggest to change name "The Earth We want" and Learn from indigenous people and protect the rights of them.